病気にならない、こどもを尊重し医療を高める取り組み
だっこ採血
当院ではすべての処置に関して、子どもとのかかわりを大切にしております。
3月から「コアラ抱っこ採血」も実施しています。採血・点滴の方法は今までの固定を基本にした採血方法とは異なり、不安軽減を目的にお母様(保護者様)にだっこしてもらう方法です。ほぼ患児全員に対して保育士によるディストラクション(紙芝居・人形劇など)を行い、こどもの不安や不快感を遊びによって紛らわせます。
現在アンケートを実施しておりますが、お母様からも好評です。
看護師も、「子どもの乗り越える力」に驚きと感動でいっぱいです!
”小さいからできない・わからない”ではなくこどものできる力をひきだしてみませんか?
2015年8月22日 日本外来小児科学会で
「こどもを尊重したかかわりを求めて(2)~抱っこ採血における安らぎホルモンを調査して」を発表しました。
8月22日に行われた日本外来小児科学会で、「こどもを尊重したかかわりを求めて(2)~抱っこ採血における安らぎホルモンを調査して~」を発表しました。内容についてご報告いたします!
▼発表したスライドはこちらです
▼発表内容をまとめたポスターです。
2015年4月12日に第27回近畿外来小児科学研究会で発表させていただきました。
「抱っこ採血」の内容で、今回は0~2歳児について調査・研究した内容と、実際の抱っこ採血
の様子を動画で見ていただきました。多くのご質問をいただきました。今後もスタッフ一丸となって子どもを尊重した関わりを続けていきたいと思います。
2014年11月23日 近畿外来小児科学研究会で発表しました。
11月23日近畿外来小児科学研究会で「子どもを尊重したかかわりを求めて part2~抱っこ採血に時間を要した子どもの要因と今後のかかわりかた~という演題で発表いたしました。今回は抱っこ採血の様子を動画でみていただき、子どもの乗り越える力に、クリニックでの取り組みを多くの方に見ていただくことができました。
2014年8月30日 日本外来小児科学会で「こどもを尊重したかかわりを求めて~抱っこ採血を実施して~」を発表し、「優秀賞」を受賞いたしました!
8月30日に行われた日本外来小児科学会で、「こどもを尊重したかかわりを求めて~抱っこ採血を実施して~」を発表しました。内容についてご報告いたします!
▼発表したスライドはこちらです
▼発表内容をまとめたポスターです。
▼発表内容の詳細はこちらをご覧ください。
日本外来小児科学会抄録(PDF 112 KB)
▼なんと、優秀賞を受賞しました!授賞式の様子はこちらです。
ご協力、応援いただいた保護者の皆様、誠にありがとうございました。
2014年6月22日
日本小児診療多職種研究会に渡部ナース・曽我部ナース登壇!
平成26年6月22日、日本小児診療多職種研究会へ看護師(曽我部・渡部)が参加し、発表してきました。
本研究会は、小児の診療に携わる各専門職が一堂に会して「お互いの専門性を生かしながらよりよい病院運営及び、患者への
情報提供のために、意見交換し共有しあう」ことが目的であります。
そして、今回のテーマは「こどもたちのために、今、私達ができること」でした。
当クリニックでも、小児科ならではのさまざまな工夫をしています。例えば、半個室、フローリング式の点滴室、壁がマグネットになっている、予防接種時のご褒美、季節ごとのイベントなど。そして、今年3月から取り組んでいる、だっこ採血について発表してきました。
今回多職種から学んだことを、当クリニックでも生かし、今後もこども達のためにより良い看護の提供ができるよう、日々クリニック内の改善や新たな取り組みにもチャレンジしていきたいと考えております。
今回写真撮影にご協力いただいた、保護者・お子様に感謝いたします。ありがとうございました。