【看護婦からのメッセージ】
寒さが日々増して、風邪やインフルエンザが流行する季節となりました。そこで、インフルエンザについて簡単にお伝えします。
▼どんな病気
風邪とよく似た症状で始まりますが、普通の風邪よりも症状が重く、また非常に伝染しやすい為、毎年冬になると流行を繰り返します。
インフルエンザにかかると抵抗力の弱い老人や小さな子供は重症になりやすいです。
インフルエンザには、大きく分けてA型、B型、C型の3つの型がありますが、広く流行するのはA型とB型です。
症状には発熱・頭痛・悪寒・関節痛・いつもよりぐったりしている・元気がないなどです。
▼治療
◎抗インフルエンザ剤:
 ・タミフル・・・A型、B型に有効(1歳未満の子供には使用不可)
 ・シンメトル・・・A型に有効

◎解熱剤:
高熱が続くため、解熱剤を使いますが、使う間隔は6?8時間できっちり守ってください。(体重10kg未満の子供には当院ではなるべく使用しません。)

◎点滴:水分が十分に摂れず、脱水症状を起こしている時やぐったりしている時には必要とします。
▼保育園・幼稚園・学校 熱が下がってから2日間までは他の子に感染するので必ず医師の許可が出るまで休ませてください。
インフルエンザと診断されたら出席停止となりますので、学校などに必ず伝えてください。そして解熱してから2日経過すれば必ず受診してください。

▼家庭での看護
◎熱
高熱が続くので食欲が低下したり、機嫌が悪ければ解熱剤を上手に使う(ただし、解熱剤は一時的に熱を下げるだけで、病気そのものを治すわけではありません。)
◎食事
胃腸が弱るので消化のよいもの・喉ごしがよいものをあげましょう。(うどん・豆腐・スープ・プリン・ゼリーなど)
◎水分
ジュースやお茶・子供用イオン飲料水を中心に水分を十分に与えてください。1回に多く摂れない時は少しずつできるだけ回数を多くあげてください。
◎入浴
高熱が続くときは入浴は避け、身体を拭いて清潔に保ちましょう。
◎衣服
暑がる時は薄着で、寒がる時には一枚だけ多くしてください。(高熱の時は厚着・布団の着せすぎに注意してください。)
◎その他
とても体力を消耗するので安静が第一です。
部屋の空気も時々換気し、温度や湿度(50?60%)を調節して快適な環境にしてあげましょう。

▼注意すること
ワクチンを接種していても、インフルエンザにかかることを完全に予防することは出来ません。それは、摂取したワクチンの効果が一人一人違う事や、注射という方法で抵抗力をつける今のインフルエンザワクチンではインフルエンザが喉で増えるのを十分に防ぐことが出来ないからです。しかし、ウィルスが全身に広がる事を防ぐことは出来るので、重症になることは少なくなりますので、毎年、ワクチン接種をし、家族全員で予防することをお勧めします。

☆予防するためには☆
 1.外出から帰宅すると手洗い・うがいの励行
 2.部屋の加湿をする。(ウィルスは湿気を嫌います)
 3.流行期に人の多く集まる所へは行かない。
 4.十分な栄養と睡眠をとる。
 5.ワクチン接種

▼インフルエンザかな?と思ったら
まず、熱が出てからすぐに受信されても、インフルエンザの検査は半日から一日おいてからでないと陽性は出ません。
そのため、すぐ来院されても検査では陰性となり、次の日にもう一度再検査となる事もあるので、一日経過をみてから受診されても大丈夫です。 しかし、抗インフルエンザ剤は48時間以内に服用しないと効果は十分得られないので、2日続く発熱時は早めに受診してください。
幼稚園や小学校、家族にインフルエンザにかかっている人がいれば、必ず来院時に、受付・看護師に伝えてください。
その時、幼児・学童のお子様はマスクを着用して来院してください。
(感染症の待合室は限られていますので他のお子様・乳児・新生児への感染予防となります。)
いつもの風邪と比べ、元気がなく、ぐったりしている時など、ささいな事でもお母さんのちょっとした事でも看護師の問診時にお伝えください。

【受付からのメッセージ】
本格的に冬の季節がやってきました。
それと共に、受診される患者様も多くなってきています。
当院では昼間の時間帯に行っている予防接種や、先生の保健センターへの出勤等の為に患者様の人数が多い場合は受診時間終了前であっても受付を終了させていただく場合もありますので、ご協力のほどお願い致します。